PP加工の環境面への影響について


時折、「PP加工された印刷物はリサイクルできない」とか「PP加工すると環境に良くない」というお話を伺います。

 

なので今日はPP加工の環境面への影響について書きたいと思います。

 

先ず初めに、PP加工が施された印刷物も「リサイクルが可能」であり、近年ではフィルムと紙を分離し処理する業者も増えてきています。

 

ただ、紙だけのリサイクルに比べて手間もかかる為、あまり普及していないというのが現状でしょう。

 

また、PP加工が施されている紙を焼却処分するとダイオキシンなどの有害物質が出る、

というのも間違いです。

 

そもそも、プラスチックから発生するダイオキシンは、有機塩素を含んだものが不完全燃焼時した際に発生するものであり、PP(ポリプロピレン)は有機塩素系ではありません。

 

また、今でこそもう使われていない学校の焼却炉や焚火などでは不完全燃焼の恐れがありますが、今の公共の焼却施設では不完全燃焼はまず起きないでしょうし、ポリプロピレンは完全燃焼すれば二酸化炭素と水に分解され、有毒なガスなどは発生しません。

 

一昔前においては、プラスチックゴミは燃えないゴミとして埋め立て処分とされていたことから「環境に悪い」というイメージが付いていますが、今では東京23区や弊社がある新潟県三条市や県庁所在地である新潟市のようにリサイクルマークの付いてないプラスチックゴミは燃えるゴミとして回収する自治体も数多く存在しています。

 

これは埋めるより燃やす方が環境負荷が少ない為であり、さらに近年ではそういったプラゴミの燃焼エネルギーを発電に利用したりと、単純なリサイクルだけでない環境取り組みも徐々になされています。

 

例えば、古紙未使用の紙を生産するより、古紙100%の紙を生産する方が化石燃料をより多く使用するのが現実であり、何でもかんでもリサイクル処理すれば良いというより、より環境負荷が少なく、かつ費用効果もあるような処理方法を選択することが重要であると言えるでしょう。

 

また、根本的にPP加工を施した印刷物はそうでない印刷物と比べ格段に長持ちしますから、

そもそもゴミになりづらいという意味で「環境に良い」とも言えるのです。

(実際にPP加工を施し環境配慮型印刷物としてグリーンプリンティング最高ランクを付けることもできます)


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