PP加工の加工種類について


こんにちは、ようやく大雪も落ち着き、今週は無事に日常生活が送れました。

 

これから出版関係や商業印刷関連は需要期に入りますので、配送面で影響が出るような事態は起こらないでいて欲しいですね。

 

さて、ごくたまにですが、PP加工の方法について聞かれることがあります。

 

そこで、簡潔にPP加工の加工種類についてご説明したいと思います。

 

先ず、以前にも当ブログにてPP加工はラミネート加工の一種であると説明したとおり、PP加工の種類も「ラミネートA」「ラミネートB」「ラミネートC」と言う呼ばれ方をしています(当HPではPP加工と区別するため、よく見られるファミレスのメニューのようなラミネート加工を「パウチ加工」と呼んでいます)

 

ラミネートAは、原反フィルムに接着剤を塗布、乾燥させてから、ローラーで印刷物と熱圧着する方法のことを言います。

 

次にラミネートBですが、これは窓が空いた(窓にしたいところを部分的に抜いた)印刷物に接着剤を塗り、乾燥させてからAと同様にローラーでフィルムと熱圧着させる方法です。

 

AとBでは接着剤を塗る物が、フィルムか印刷物かの違いがあります。

 

ラミネートBは窓貼りPP加工とも呼ばれ、一般的にはゴルフボールのパッケージのような、商品の内容物が確認できるパッケージなどに利用されています。

 

最後にラミネートCですが、これはサーマル方式とも呼ばれ、あらかじめ接着剤が塗布されている原反フィルムを、ローラーで印刷物と熱圧着させていく加工方法です。

 

窓貼りPP加工を省いて、サーマル方式のPP加工をラミネートBと呼ぶこともあるそうですが、概ねPP加工と呼ばれる加工方法には、上記の3種類があると覚えて頂ければと思います。

 

業界としては、工場内で接着剤となる溶剤などを使用しなくても良いラミネートCのサーマル方式が、PP加工の主流となっていると思います。

 

光沢加工というジャンルでいえば、PP加工の他にも、昔からある塩ビ系の合成樹脂と速乾性ニスを混ぜた水性ニスを印刷物に塗るビニール引き(ニス引き)の他、プレスコートや最近ではUVラミコートなどがありますが、光沢加工の中でもフィルムという素材を印刷物に直接貼るのはPP加工だけであり、他の加工とは比較にならない耐久性などを得ることができます。 


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