オンデマンド印刷用(デジタル印刷用)のPP加工について


お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

体がすっかり鈍ってしまいましたが、弊社は産業カレンダーに沿って本日も営業中でございます。

 

さて、本日はオンデマンド印刷用のPP加工について書こうと思います。

 

オンデマンド印刷とは、いわゆる版作成を伴わない無版デジタルプリント機でもって印刷することを言います。

 

版作成が不要なので、短納期で小ロットな印刷ができることが魅力であり、近年のトレンドにマッチしていることから、大手、中小の規模に関わらず様々な印刷会社さんが導入しております。

 

しかし、オンデマンド印刷用PP加工のページや、よくある質問のページにも記載してありますが、一般的なオフセット印刷用に使用される「インキ」とデジタル印刷用に使用される「トナー」は別物の為、デジタルプリントをする際のPP加工には注意が必要となります。

 

それは、通常使用されるPPフィルムはオフセット印刷用のインキに適合したものであり、デジタル印刷用のトナーには不向きな為です。

 

具体的には、デジタルプリントをした印刷面とフィルムの接着性が悪く、ベタが多い印刷物だと、断裁などをした際にフィルムが剥離してしまうことが、まれにあります。

 

かと言って、オンデマンド印刷をした冊子などは、小ロットで部数が少ないにも関わらず、表面加工をしないとベタ部分のトナーが剥がれてしまったり、背割れなどがしやすいことから、弊社としてはオフセット印刷以上にPP加工することをお薦めしています。

 

そこで、トナー剥がれの防止とフィルム剥離の問題を極力解消する為に、「オンデマンド印刷用PPフィルム」を使用します。

 

このフィルムはデジタルプリントのトナーであっても強い接着性がある為、ベタが少ない印刷物であれば、まず剥がれの心配は無いと言えるでしょう。

 

一般的なデジタル印刷機は大判サイズに対応していないことから、このオンデマンド印刷用PPフィルムも菊四サイズまでしかメーカーとしても在庫しておらず、弊社でもクリアPPタイプとマットPPタイプの菊四サイズと、そのフィルムを縦通しで使用することで菊半サイズに対応しているのが現状です。

 

しかし、それよりも大きなサイズでデジタルプリントが可能なオンデマンド印刷機も、今後広がっていく可能性もあります。

 

現に、弊社も見積り実績だけなら半裁までしたことがあり、メーカーとしてもロットさえクリアできれば大判サイズでもフィルム製造は可能です。

 

現状では、サイズそして何よりも価格面で一般的なPPフィルムよりも使い勝手が悪いと思われがちですが、オンデマンド印刷という時代の流れにも合わせて行かなければならない為、弊社もメーカーと協力してフィルム在庫・単価と今後も頑張っていく所存です。

 

デジタルプリント機によるオンデマンド印刷をした際は、もちろん小ロットであることを前提に、一度弊社までご相談頂けると幸甚です。


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