PP加工とラミネート加工について(その3 仕上がり特長)


 

PP加工とラミネート加工(パウチ加工)では、フィルムの素材も厚さも違うことを先日のブログで説明致しました。

 

では、実際に加工をするとどういった仕上がりになるのかというと、PPフィルムよりもPETフィルムの方がより光沢を強く感じられるようになります。

 

フィルムが厚くなればそれだけ硬くなりますので、見た目だけでなく触った感触にもナチュラルな感じをお求めなら、PP加工の方がおすすめです。

 

また、ラミネート加工は「耳」が付きます。「フチあり」や「耳付き」などと言われますが、紙面より3~5mm程度大きいフィルムで印刷物を完全密閉している状態です。

 

防水効果は抜群ですので、ファミレスなどの飲食店のメニューや屋外での掲示物などで良く見られます。

 

その点、PP加工には耳やフチは付きません。印刷物よりも左右ともにフィルムが小さいのがPP加工の特長です。

 

これは印刷物を重ねて加工する必要がある為で、よって印刷物のトンボ(断裁する位置取り)と紙面端の隙間が狭すぎると加工が難しくなり、場合によっては印刷物への影響を考えてフィルムを貼れないという事態も起こり得ます。

 

当社では極力お客様のご要望にお応えしておりますが、品質的に問題無く加工を進める為にも、最低でもトンボから8~10mm程度の余白を設けて頂きたいと思います。

 

少し話がズレてしまいましたが、防水という面で言うと、PP加工は側面からの滲み込みを完全に防ぐことはできませんので、屋外での使用はおすすめできません。

 

ラミネート加工もPP加工と同様に耳無しを選択することができますが、そうするとやはり端からの滲み込みは完全に防げなくなりますので注意が必要です。

 

つまり、用途による使い分けが重要です。

 

メニューやちょっとした掲示物への加工には耳付きのラミネート加工、冊子の表紙やカタログなどにはPP加工が向いていると言えますが、難しいのはポスターなどの印刷内容や掲示される場所によってどちらを選択するのか判断が分かれるものです。

 

個人的には、コストが掛かってしまいますが、選挙ポスターのように屋外掲示に耐えられるように「ユポ」などの耐水紙に印刷しつつ、PP加工で自然な仕上がりに加工するという方法がおすすめです。

 

ただ、ユポなどの耐水紙へのPP加工は難しいこともあり、PP加工を断る業者さんもいらっしゃるそうです。

 

そんな時は弊社まで一度ご相談下さい!


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